天使になった愛猫

−奇跡のペットロス体験−



愛猫のエンゼル君を亡くした時、私は重度のペットロス症候群に陥り、生きる気力も失い後を追って死ぬことばかり考えていました。寝ても覚めても亡くなった愛猫のことが頭から離れず、食事も摂れず、エンゼル君の愛しい姿とその温かなぬくもりが恋しくてひたすら泣き暮らす毎日でした。

そんな生ける屍状態が三ヶ月ほど続き、今度は亡くなった愛猫の魂の存在とその行方が気になり始めました。猫にも魂はあるのだろうか・・・あの子は今どこにいるんだろう・・・愛猫の死後の魂の存在の有無とその行方が知りたい一心で、手当たり次第にスピリチュアル本を読みあさり、魂の求めるままに精神世界の探求に没頭する日々が始まりました。そして、生きとし生けるもの全てに魂は存在し、その魂はこの現世での体験によって成長し、永遠に進化の過程の旅を続ける存在である、と言う神の摂理を知ったのです。それまでの私は、精神世界の存在も知らず、死んだら終わり! 無の存在になってしまうものだとばかり思っていましたが、そうではありませんでした。

私は精神世界に再び生きる希望と活力を与えられ、毎日神様にお祈りを捧げるようになりました。

『神様、あの子の魂は今どんな処にいるのでしょうか・・・どうか、エンゼル君が天国で幸せに暮らしていますように・・・』

そうして朝な夕なに祈るようになった頃から不思議な体験が始まりました。その奇跡の数々を体験しながら、私の地獄のようなペットロスの悲しみや苦しみも消えてゆきました。

この世に起こる出来事には、たまたま・・・とか、偶然にも・・・という事はなく、全ては巧妙に仕組まれた神の采配である、ということを知って、エンゼルという名前を付けたことも、偶然でははなく、彼はその名前の如く私の天使だったのだということも今、身をもって実感しています。

このエンゼル君の亡き後、私は再び猫を迎えますが、その猫もエンゼル君と同じ白血病という不治の病で亡くなり、この子もまた私に不思議な奇跡の体験をさせてくれたのでした。そうして私は今までに3匹の愛猫を迎えては亡くし、その度に不思議な奇跡体験をしながら今日に至りました。そしてスピリチュアルへの理解と学びを深めることが出来たのでした。

私はこの不思議な出来事の数々をブログで公表して参りましたが、私の日記を読んでペットロスから救われた・・・とおっしゃって下さる方々に出会いました。

そして今、一人でも多くのペットロスに嘆き苦しむ方々の救いとなることを願ってこの本が生まれました。

動物にも魂はあるのだろうか・・・?
死んだペットはどうなるんだろう・・・?
亡くなった愛猫が恋しい!!

そんな切実な思いの私に天国の愛猫がその答えを教えてくれました・・・今は亡き私の愛猫達からのスピリチュアルなメッセージです・・・・



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