| 著者・編者名 | 作品の分類 | ページ数 |
|---|---|---|
| 高橋岳雄 | 法律 | 282 |
| 書籍サイズ | 定価(税込) | ISBN |
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| B5 | 2,750 | 978-4-86420-305-0 |
| 概要 |
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第三者による商標登録出願前から使用していた同一または類似の商標について、特定の条件のもとで継続使用が認められる『商標先使用権』とは何か？ 「先使用権」というと、特許法（特許法第79条）を想定することが多いと思う。 この「先使用権」については、商標法（32条、32条の2）と不正競争防止法（19条）にも規定されている。 商標の「先使用権」については、全体の成立要件や周知性についての要件など特徴的な項目を裁判例と共に紹介する文献等は散見される。 本書は、商標法で規定されている ・一般的な商標についての先使用権（32条） ・地域団体商標についての先使用権（32条の2） について、争われた裁判例の要点をまとめて紹介するものであり、 各裁判例において「先使用権」についての判断部分に的を絞って紹介する。 本書は二部構成となっている。 「Ⅰ」では、商標法の「先使用権」に関する規定を整理して示す。 「Ⅱ」では、商標に関する「先使用権」について争われた裁判例を、 ・「先使用権」の主張が容認された裁判例 ・「先使用権」の主張が否定された裁判例 ・「先使用権」の主張について判断されなかった裁判例 の3点に区分けして紹介する。 |
| 目次 |
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はじめにⅠ 商標の「先使用権」について１．一般の商標に対する「先使用権」について(1)「商標法第３２条」の規定 (2) 解説（「工業所有権法逐条解説」から） (3) 成立要件 (4) 各要件の内容 (5) 参考判示例 ２．地域団体商標に対する「先使用権」について (1)「商標法第３２条の２」の規定 (2) 解説（「工業所有権法逐条解説」から） (3) 成立要件 (4) 参考判示例 ３．参考文献 Ⅱ 「商標先使用権」に関する裁判例集１．「先使用権」が認められた裁判例No. １ 「栄光ホールディングス」事件 No. ２ 「政界往來」事件 No. ３ 「ＲＡＦＦＩＮＥ」事件 No. ４ 「ＫＡＭＵＩ」事件 No. ５ 「ケンちゃんギョーザ」事件 No. ６ 「ＢＲＩＤＥ」事件 No. ７ 「ＣＡＲＥＥＲ ＪＡＰＡＮ」事件 No. ８ 「真葛」事件 No. ９ 「ベークノズル」事件 No.１０ 「ＨＡＰＰＹ ＢＡＢＹ」事件 No.１１ 「求人大分」事件 No.１２ 「ロイヤルコレクション」事件 No.１３ 「ゼルダ」事件 No.１４ 「ＢＡＴＴＵＥ ＣＬＯＴＨ」事件 No.１５ 「金太郎」事件 No.１６ 「競馬ファン」事件 No.１７ 「すっぽん大市」事件 No.１８ 「銀嶺」事件 No.１９ 「丸梅」事件 No.２０ 「日産・トックリ印」事件 No.２１ 「ＣＡＭＥＲＡＲＴ」事件 No.２２ 「森永」事件 No.２３ 「?月堂のれん分け」事件 No.２４ 「ポリベスト」事件 No.２５ 「マルケイ」事件 No.２６ 「マックス・ファクター」事件 No.２７ 「稲田姫」事件 ２．「先使用権」が否定された裁判例 No. １ 「ＬＥＡＤＥＲ ＢＩＫＥ」事件 No. ２ 「ぼてぢゅう」事件 No. ３ 「現代の理論」事件 No. ４ 「夢」事件 No. ５ 「ベガスベガス」事件 No. ６ 「たこ焼工房」事件 No. ７ 「守半」事件 No. ８ 「２ちゃんねる」事件 No. ９ 「ブロマガ」第１事件 No.１０ 「ブロマガ」第２事件 No.１１ 「ＯＧＧＥＴＴＩ」事件 No.１２ 「白砂青松」事件 No.１３ 「アロマグランデ」事件 No.１４ 「海宝源」事件 No.１５ 「極真カラテ」事件 No.１６ 「ＮＥＯＮＥＲＯ」事件 No.１７ 「かつーん」事件 No.１８ 「ＥＳＳ」事件 No.１９ 「どくろマーク」事件 No.２０ 「ピエラレジェンヌ」事件 No.２１ 「スターデンタル」事件 No.２２ 「Ｃａｃｈｅ」事件 No.２３ 「アイネイル」事件 No.２４ 「ひかり法務事務所」事件 No.２５ 「ポリマーガード」事件 No.２６ 「Ｓ－ｃｕｔ」事件 No.２７ 「シルバーヴィラ」事件 No.２８ 「ネイルサロン」事件 No.２９ 「カンファるるど」事件 No.３０ 「ＧＡＢＯＲ」事件 No.３１ 「クルマの１１０番」事件 No.３２ 「ＳＶＡ等」事件 No.３３ 「和田八」事件 No.３４ 「ゴムバンド」事件 No.３５ 「Ｓａｌｖａｄｏｒ Ｄａｌｉ」事件 No.３６ 「ウィルスバスター」事件 No.３７ 「古潭」事件 No.３８ 「かも川」事件 No.３９ 「森田ゴルフ」事件 No.４０ 「竒應丸」事件 No.４１ 「東天紅」事件 No.４２ 「浜千鳥」事件 No.４３ 「精糖茶」事件 No.４４ 「ＤＣＣコーヒー」事件 No.４５ 「茂木園」事件 No.４６ 「盛光」事件 No.４７ 「野路菊」事件 No.４８ 「サンヨータイヤ」事件 No.４９ 「宝・ＴＲＥＡＳＵＲＥ」事件 ３．「先使用権」が争点等とされたが判断されなかった裁判例 No. １ 「カイロプラクティック」事件 No. ２ 「ゼフィールアイラッシュ」事件 No. ３ 「日航鶴丸」事件 No. ４ 「ＫＣＰ」事件 No. ５ 「ジョイファーム」事件 No. ６ 「医の心」事件 No. ７ 「耳つぼジュエリスト」事件１ No. ８ 「耳つぼジュエリスト」事件２ No. ９ 「ＤＨＣ－ＤＳ」事件 No.１０ 「南京町」事件 No.１１ 「Ｃａｃｈｅ」事件 No.１２ 「日本漢字能力検定協会」事件 No.１３ 地域団体商標「博多織」事件 No.１４ 「塾なのに家庭教師」事件 No.１５ 「筝曲家元」事件 No.１６ 「青丹よし」事件 No.１７ 「スーパーフコイダン」事件 No.１８ 「一枚甲」事件 No.１９ 「ピープル」事件 No.２０ 「スタビライゼーション」事件 No.２１ 「ニューＮＴ工法」事件 No.２２ 「家庭教師センター」事件 No.２３ 「ゴルフ・ＡＤＡＭＳ」事件 No.２４ 「ＪＡＭＪＡＭ 」事件 No.２５ 「ギター・モズライト」事件 No.２６ 「ＢｅａＲ」事件 No.２７ 「ＸＯＸＯ」事件 No.２８ 「ＣＡＬＧＥＮ」事件 No.２９ 「永坂更科」事件 No.３０ 「印相学」事件 No.３１ 「巨峰」事件 ４．関連裁判例 No. １ 刑事「盛光」商標事件 No. ２ 刑事「白鷹」商標事件 No. ３ 和解「千葉市調理師会」商標事件 No. ４ 和解「小田原かまぼこ」地域団体商標事件 No. ５ 和解「かに道楽」商標事件 No. ６ 名称使用禁止「研数学館」事件 |