作者名 | 作品の分類 | ページ数 | 書籍サイズ | 定価(税込) |
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十河裕之 | 詩 | 196 | B6 | 1,870 |
ISBN |
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978-4-901351-03-4 |
作者からのコメント |
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詩集「春市」は、平易な散文詩を集めたものです。題材は、誰でもが感じたり体験する家庭生活の一こまや、幼年時代の記憶、学生時代の記憶、
青年時代の記憶といったものを扱っています。 詩を書く意味は、詩人の数だけあると思いますが、私が詩を書く意味はずばり自分の心との対話で す。なぜ詩を書くのかと問われれば、自分が分からないから詩を書くと答えます。私は詩を書くこと で少しでも本当の自分というものを分かりたいと思います。けれども、幾ら詩を作っても自分という ものが一向に分からないというのも事実です。自分のことはさっぱり分からないけれども、詩を書く ことは慰めになります。結局、涙の数だけ詩ができたということです。 |
読者からのコメント |
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「風」という新作を読みました。 この詩は・・・ なんだか、歌の歌詞みたいだと思いました。 さりげない言葉遣いなんだけれど、心を打つというか。 何だか光景が目に浮かぶというか。 私は屋上でロマンチックな気持ちになった思い出は無いですけれど そんな気持ちがよくわかる気がしました。 でも・・・ ロマンスという言葉と気持ち・・・ずっとずっと心の中には持っていたいと思います。 やっぱり自分から諦めてしまうんでは寂しすぎるじゃないですか。 もちろん、どんどん歳はとるけれど 誰に笑われても、私はずっとロマンス・・・持って生きていきます。 |