アステカ文明

‐発展と崩壊‐
(1168 - 1620)




データ

作者名 作品の分類 ページ数
山瀬暢士 歴史学 202

書籍サイズ 定価(税込・円) ISBN
A5 1,980 978-4-901351-18-8




概要
14世紀前半、メキシコ盆地の美しい湖に浮かぶ小島にアステカ族によって建てられた都市テノチティトラン。この都市を拠点に、アステカ族は中南米屈指の大帝国を築く。……

本書は、従来の考古学・文献学的手法ではなく、歴史学的手法を採用することによって、政治経済、文化、法制度、市民の生活様式を含めたアステカ文明の実像を、体系的に記述することに成功した日本で最初の書。

最新の研究成果を踏まえた本書は、古代文明に興味を持つ読者ばかりでなく、一般読者にも入門書として、また教養書として推奨する一冊。

著者は気鋭の歴史学者・山瀬暢士氏(Ph.D.)。

目次
はじめに

T.緒論:アステカとメソアメリカ

U.オルメカ文明:メソアメリカ文明の始まり

V.テオティワカン

W.トルテカ帝国

X.アステカ帝国の成立と拡大
   1 放浪の期間 1168 - 1325年
   2 メキシコ盆地の覇権確立 1325 - 1440年
   3 アステカの拡大と征服 1440 - 1521年
   4 モンテスマ二世とアステカの帝国化・中央集権化

Y.アステカ帝国の内部
   1  国家体制
   2  社会の秩序
   3  支配階級
   4  ポチテカ:アステカの貿易商
   5  一般民衆
   6  神官
   7  奴隷階級
   8  法制
   9  法律と公正
   10 文字と文学
   11 暦
   12 書籍・書類
   13 宗教
   14 職人
   15 金属器
   16 医術
   17 家族生活
   18 出生
   19 幼年時代と教育
   20 結婚
   21 マーケット

Z.征服戦とアステカ帝国の終焉
   1 アステカはスペイン人に対する敗北主義思想を当初から持っていたか
   2 マリンチェの存在
   3 両者の武器
   4 戦術戦略
   5 その後のアステカ

[.国家の制度

\.エンコミエンダ

].スペイン支配の実態と社会的変革

XI.精神的征服
   1 最初のキリスト教布教
   2 キリスト教布教の進展と実態

おわりに

参考文献


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