そして未来へ。



データ

著者・編者名 作品の分類 ページ数
神石直樹 随筆 185

書籍サイズ 定価(税込) ISBN
B6 1,980 978-4-86420-160-5




著者コメント
いまの日本は漂流しています。国も国民も、目の前の事にしか価値を置かず、いまさえ良ければいいとか、いまさえ楽しければいいといった考えが横行しています。目の前の事象にしか反応せずに日々の生活を送りがちです。言わば、大海に漂いながら、流木などに対処しているだけなのです。このままでは漂流から本格的な遭難となり、いま居る場所がどこなのかもわからなくなり、なぜ私たちはこんな場所に居るんだと思った時には、帰る場所もわからなくなっていることでしょう。これは衰退という事態よりももっと恐ろしく、崩壊へ向かっていると言っても過言ではないでしょう。本書はこうした時代を乗り越え、明るい未来を作るための一冊(試論)です。

私たちはいま、目の前で起きている事象や利害に関係なく、『どんな暮らしをしたいのか』、『どんな社会がいいのか』、『どんな制度がいいのか』、『どんな国がいいのか』といった本質論を語りあうべき時なのだと思います。私たちは消費による経済の発展以外の新しい《人類発展の方法》を見つけなくてはならないのです。これは今世紀最大のチャレンジとなるでしょう。どうチャレンジすればいいのか、それをこの一冊にまとめてみました。


神石直樹


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