詳細『停滞』(ていたい)



データ

作者名 作品の分類 ページ数
橋本あゆみ 小説 35

書籍サイズ 定価(税込) ISBN番号
B5 525 978-4-901351-10-2



作者からのコメント
私(主人公)は、喫茶店にいます。この先ずっと停滞した時を過ごすために、つくったお店です。目的 ということを意識せずに、あるものをあるがままに受け止めようと思って、先に何かしたいこと、あるいは なりたい自分があるからこそ、それに向けて今の価値付けがされるわけで、もし、それがなくなったら、 今は今の自分にとってどう受け止められるでしょう。

もちろん、欲求を排除することは無理ですから、強いて言えば、長いスパンでの欲求を排除する、と いうことでしょうか? 例えば、職業的に、自分は将来何になる、とか。そういうなりたい自分をもつ ことを止めました。今なっていないのなら、将来もなっていないでしょうし。そのかわり、小回りな欲 求を大事にしていこうと思って。今日は黒いセーターを着たい、とか、素敵な人を眺めていたいと か。そのために何かをする、ということを止めるということです。なるほど、何かをしたいがための手 段を目的にはしない、ということですね。


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